積極的な関係性を作ることでいざというときの安心につながるコミュニケーションを心がけています

普段から風通しのよいコミュニケーションでよい関係づくりを

 文京向丘郵便局の特徴は？ 　

　最寄り駅は東大前駅で、向丘１丁目と２丁目のお客さまを中心にご利用頂いております。学校、病院、お寺関係、 留学生のお客さまが多いことが特徴です。今は昔と違って、外国人の方との言語の壁はなくなりました。お互いスマートフォンのアプリやタブレットを駆使してコミュニケーションを図っています。

地域と郵便局のつながりは？

 　郵便局には地域を見守る役目もあると思っています。そのためにも普段から向丘追分町会をはじめ、地域の方と積極的にコミュニケーションをとるようにしています。少し前のことですが、ある社員が、近くにお住まいの高齢者を見かけなくなったことに気づいたのです。心配になったので二人でお住まいを訪問したところ、認知症になっていたようで、お食事も満足に食べられていない状況でした。そこで、すぐに町会や福祉の担当者にコンタクトしました。普段から連絡し合える関係性を作っていたことで、異変に気づいたときに必要な対応ができたと実感しています。

力を入れていることは？

　人材育成です。私は頑張る人を応援したいのです。組織で自分のことをアピールするためには、強みを持つことが必要だと考えています。実は私は、その人の個性や適性を見て仕事を振っていくのがすごく得意なんですよ。強みを伸ばしつつ、どこに配属されてもきちんと仕事をこなせるように部下を育成することが局長の役目だと思っています。仕事は一人ではできません。一人で抱えてしまうより、みんなでできるようにしていきたいという気持ちがあります。そのためにも日頃から風通しのよいコミュニケーションを心掛けています。

 これからの抱負を教えてください

　2016年に局長になって今年で７年目です。局長同期の男女９名で作ったLINEグループがあって情報交換をし合っているのですが、ちょっとしたやりとりを気楽にできる仲間がいることはとても心強いですね。前号で紹介されていた文京根津郵便局の大河原局長とも仲が良くて、通勤途中に立ち寄って話をすることも多いです。ハロウィンのお祭りの時は大河原局長と一緒にミニオンの仮装をしました。
　これからも「今日やるべきことはしっかりやりきったぞ！」という実感を持って、毎日を充実させることを心掛けていきたいと思います。