屋号は「縁起がいい」という意味のフランス語ですね。

　 最初は「良い縁」にしたかったのですが、「縁」に相当する単語がフランス語にはなかったので、近い意味にしました。神社の近くでこの屋号なので、 フランスの方は大抵、目に留まると入ってくれる気がします。開業する時に神社の近くを希望していましたが、 ここが湯島天満宮と神田明神の真ん中あたりの場所なのが一番のポイントですね。
　今秋には縁起物のだるまさんにちなんだ「DARUMA」ケーキが、新バージョンで登場します。

今年開催されたG7広島サミットの初日に、デザートを監修されたと伺いましたが。

　会場となった「みやじまの宿岩惣」 でデザートの監修をしていた縁で、お話が来ました。実際に提供したデザートをアレンジした商品も、店頭にて販売しています。上品な甘さの「宮島プリン」、平和の願いを込めた焼菓子「福寿の種」、雷おこしをアレンジした「チョコおこし」の３種類です。

梅の形の名物スイーツ、「もなかマシュマロ」は美しい色使いですね。

　開発するにあたって、SNSに映える方がいいかなと思い、カラフルにしています。もちろん見た目だけでなく、「洋菓子店だからこそ作れるもなか」を意識し、試行錯誤してマシュマロとフルーツソースを中に詰めました。皆さんがイメージするマシュマロよりフルーツ感があると思いますよ。 お祝い事などの贈り物としてもおススメです。