まちグルメ alt

2023.07.16

湯島おでんがつなぐ「絆」を大切に

酒匠絆屋

板長 山賀大輝さん 店長 安藤えりこさん

87号:グルメ

湯島のドン・キホーテ裏にある「酒匠絆屋」さんにお邪魔し、お二人にインタビューしました。

東日本大震災の直後に、東北出身の方が集まって屋号を「絆屋」と名付けられたそうですね。

 そう伺っております。そのため、上野×湯島の震災復興チャリティーライブではずっと協力しています。
 元々は私、お客さんとしてこのお店に来たのですよ。東北のお酒や料理が多くて、青森県出身なので懐かしく感じ、居心地がすごく良かったですね。 縁があってここで働き始め、今は店長3年目です。当店に来てくださる方は温かくて人情味を感じます。

どのような東北の料理が出てきますか。

 いろいろありますが、今回紹介するのは、青森県の大鰐温泉で育った「大鰐温泉もやしの豚バラ巻き」です。普通のもやしよりもずっと長くてシャキシャキとした食感が特徴で、当店ではポン酢でいただきます。日本酒にもよく合いますよ。
 この夏には青森の名物、「ざる中華」も予定しています。ざるそばの中華麺バージョンでさっぱりとして食べやすいと思います。

看板メニュー、牛すじ出汁の「絆屋おでん」についてお聞かせください。

同じ湯島の「肉のタケウチ」さんの牛すじを使っていて、一年中食べられます。味がしっかりとしみこんでいて、 具の中では大根が最も人気があります。「食べないと飲まナイト」のイベントでも「おでん+もう1品」の組み合わせで出しています。次回は10月か11月の予定です。
 最後に姉妹店「寄り処つむぎ」も湯島で営業しており、馬刺しやもつ鍋などの九州料理が主体です。併せてよろしくお願いいたします。

牛すじの出汁が染み込んだおでん

東北出身者が集う「絆屋」

温かみのある居心地の良い店内

酒匠 絆屋
日・祝日
03-5817-4002
113-0034 東京都文京区湯島3-37-9 黒島ビル1F
https://kizunaya.owst.jp/ 
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