2023.03.19
85号:グルメ
本郷にある、予約でいっぱいのフランス料理店「ソレイユ ドゥ マタン」にお邪魔しました。
ありがとうございます。この仕事は肉体労働でもありますし、当店のお客様は美意識が高い方が多いので、スタイル維持の面でも気を付けています。 マラソンを通じて健康的な食事についても詳しくなり、いろいろと仕事の役にもたっていると感じます。
「ぶりのポワレ」は、表面を焼いてハーブバターを添えて春らしくしました。魚は三崎漁港から毎朝電話で入荷状況を教えていただいてから買い付けております。「鹿肉のパイ包み」 は、鹿を赤ワインで煮て、それを豚の網脂で包んでパイにしました。網脂を使うと肉汁が外に出ないので、ジューシーな味を保てます。
その時々で手に入る食材によって、 メニューを柔軟に決めています。例えば野菜は契約農家から有機野菜を直接仕入れており、段ボールを開けてから調理方法を考えます。次の週には違ったメニューを楽しめるのも、お客様がリピートしてくださる理由なのかな、と考えています。
1年前に湯島にフレンチ創作料理店「食と酒Sel」を開業しましたが、どちらの店舗も「あの店に行けば旬のものが食べられる」と思ってもらえることを目指しています。
それから開業当初からの願いですが、お客様やスタッフを含めて皆さんが「幸せになれる店」をこれからも作っていきたいですね。
白タイル張りのビル2階
素材本来の美味しさを引き出す
開放的でお洒落なライティング