2022.11.20
83号:グルメ
湯島本郷マーチング委員会発足時の地域メンバーでもある「本郷三原堂」 の大森さんから、お話を伺いました。
人形町にある「三原堂」本店で、祖父が26歳でのれん分けを許され、 1932(昭和7)年現在の場所に創業しました。私自身が経験したのは一部の期間ですが、これまでのいろいろな方の努力や想いを考えると、すごい事だと改めて感じています。今まではもちろんですが、これからもお店を一緒につくっていただけるのもお客様方だと思い、感謝しております。
丸くて大きく、そして餡がたっぷり入っているのが特徴で、小豆餡と白いんげん餡の2種類があります。最中を看板商品にしておりますので、今なら「栗最中」、もう少ししましたら「湯島の白梅」……と季節に合わせて提供しております。 また、季節や地域にちなんだ生菓子もお客様に好まれており、この秋も新作が続々と登場しました。すでに販売を始めました上生菓子は、東大のレンガをモデルにしたので「本郷通り」と名付けております。
お客様が手土産を探す際に、「決まってはいないけど、三原堂に行けば和菓子も洋菓子もあるので(※)、喜ばれるものがきっと見つかる」と信頼していただき、そのご希望にお応えできるお店でありたいですね。そして、 皆さんと一緒に100年を目指して頑張っていけたら、こんなに嬉しいことはありません。
※同じ店舗内で、洋菓子ブランド「ジャンヌトロワ」の商品を販売しています。
本郷三丁目交差点の角地に佇む
フワフワの皮で挟んだ栗入り本郷焼
色とりどりの美味しい商品が並ぶ