2022.03.20
79号:グルメ
本郷2丁目にある鮮魚店、「すなお水産」の荒木さんから、お話を伺いました。
最初は、マルハ株式会社(現在マルハニチロ)に6年いました。北陸や中部地方でカニの営業をしていた頃、地元の問屋の社長の方々が、ご自分の判断で商売をする姿に心を打たれ、魚屋の開業を決意しました。その後は、資金を貯めるために外資系の製薬会社で営業をしていました。
出身が北海道だったこともあり、最初は北海道の魚介類が中心でしたが、今は取り扱い業種も増えました。毎日の豊洲市場に加え、明石のタイや大分の関サバなど、全国から美味しい魚を直接取引で仕入れています。
この辺は病院が多いこともあり、お客さんは医療関係者の方も多いです。私の「美味しい魚を食べてもらいたい」との想いにマッチした場所だったのが幸運でした。皆さんのおかげで、なんとか5年半やっています。
ホタルイカが始まり、北海道や青森で獲れるサクラマスが旬の時期です。それから、利尻・稚内などで毛ガニが獲れる時期なのでオススメです。マルハ時代にカニ課で鍛えられた経験から、しっかりとした仕入れルートがあります。人気の初ガツオも始まりました。フェイスブックとインスタグラムで、魚の入荷状況や美味しい食べ方などを、毎日載せているので、チェックしてみてください。
東京都水道歴史館そばのお店
美味しい魚を直接取引きで仕入れ
ところ狭しと高品質の鮮魚が並ぶ