2021.09.19
76号:グルメ
当委員会でもお世話になっている「板前弁当 湯島半之助」の大塚さんから、お話を伺いました。
あえて挙げるとしたら、すき間を作らないことです。湯島育ちの創業者、金子真也が大事にしている言葉が「粋で豪快」なのですが、お弁当も「粋な価格(利益を度外視)で、盛り付けも豪快に!プラス美味しい」をテーマにしています。
湯島で和食店をしていた創業者の父親から引き継いだ時に、仕出し弁当店「湯島半之助」に変更しました。日本橋などにある天ぷら店「金子半之助」は、私たちの姉妹店にあたります。
季節限定のお弁当が、最も人気があると思います。今回紹介する「紅葉」は、11月まで販売しております。つけ汁に漬けこんださんまの幽庵焼きや、きのことむかごの炊き込みご飯、栗の甘露煮などの秋の料理をぎっしりと詰めた、色鮮やかなお弁当です。
他には、江戸料理を代表するすき焼き、天ぷらが入った「東京」、厚切りの銀鮭が入った「銀鮭塩焼弁当」も注文が多いですね。
地元や丸の内の会社で、会議用のお弁当としてご注文いただくことが多いのですが、最近ではご近所のお客様が増えています。「ひとりでも多くのお客様に、美味しく召し上がっていただきたい」そんな気持ちを込め、お弁当を作っております。
店舗入口には「湯島半之助」の表札
広く機能的な厨房
盛り付けも豪快に!人気の紅葉弁当