2023.11.19
89号:本郷消防署からのお知らせ
寒冷な冬が近づくにつれ、私たちは暖房設備を頼りにする季節を迎えます。しかし、快適さを求める一方で、ストーブは火災のリスクがあります。
冬季の安全を確保し、防災対策を強化するために、ストーブ火災について学んでみましょう。
ストーブ火災について
ストーブには、電気ストーブ、石油ストーブ、ガスストーブ等があります。火災が発生する可能性が高いのは一見、火を発生させる石油ストーブやガスストーブだと思われますが、実は電気ストーブによる火災の割合が非常に高くなっています。
ストーブ火災を防ぐにはどのようにしたら良いかポイントを見ていきましょう。
1.外出時や就寝時は必ず電源を消す
2.ストーブの上や近くで洗濯物を乾かしたり、周囲に燃えるものを近づけすぎない
3.ストーブを毛布やカーテンに近づけて置かない
火災への備え
住宅用火災警報器を全ての居室・台所・階段に設置しましょう。
住宅用火災警報器の設置により火災の拡大を防いだ事例
バスマットを電気ストーブの近くで乾燥させていたところ、何らかの原因でストーブのスイッチが入ったことで、バスマットに火が付き火災となりました。住宅用火災警報器の鳴動により火災に気がつき、119番通報と消火器による初期消火を実施したことで、火災の拡大を防ぐことが出来ました。
暖房器具を正しく安全に使うことは、冬季の安全を確保するために不可欠です。快適さと安全を両立させるために、この冬は防災意識を高め、ストーブ等暖房器具に関する正しい対策を講じましょう。
本郷消防署
文京区本郷7-1-11
TEL. 03-3815-0119
※電話番号のおかけ間違いにご注意ください。
URL:https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-hongou/