令和４年１２月に都内の工場で火災が発生し、周囲の建物を 含む約１,９００ ㎡等が焼損し、負傷者１名が発生しました。 本火災の出火原因は調査中ですが、溶接・溶断等の火花を発 する作業や、危険物等（危険物、火薬、可燃性ガス）の取扱い を行う場合は、火災が発生した際に多数の死傷者の発生や、建築物損壊等の甚大な被害につながる可能性があります。 甚大な被害を発生させないために、日頃から、裏面に記載の 火災予防対策を徹底しましょう。
　

Point１ 危険物等の取扱い

◆ 取り扱う（貯蔵する）危険物の総量を把握する。
※ 消防法上危険物に該当する物品の容器には、危険物の品名、化学名、危険等級、数量、注意 事項等が記載されています。（内容積が500ml以下の容器は、一部表示が簡略化されている場 合があります。） 使用している物品が消防法上の危険物に該当する場合、取り扱う数量によっては、消防署へ の許可申請や届出が必要になります。
◆ 危険物の性状に応じた正しい取扱いを行う。
◆ 危険物の周囲は整理整頓し、不要な物は置かない。
◆ 危険物の周囲で、火気を取扱わない。
◆ 危険物や高圧ボンベ等は、地震等により転倒・落下しないよう措置を講じる。
　

Point２ 火気器具・電気器具

◆ 火気器具（設備）は使用する前後に点検を行い、適正な取扱いを行う
◆ 火花を発する作業を行うときは、周囲の可燃物を除去する。
◆ 電気器具（設備）は、許容電流を守る。
◆ コンセント周りや配線の点検を、定期的に行う。

Point３ 自衛消防訓練

◆ 自衛消防訓練を実施する。
※詳細はページ下部のPDFを御覧ください。

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