2023.01.15
84号:本郷消防署からのお知らせ
明けましておめでとうございます。昨年は消防行政にご協力いただき誠にありがとうございました。本年も何卒宜しくお願い致します。
現在、東京消防庁では、1日全体で約2000~3000件救急出場しています。非常に忙しい救急隊ですが、現在、コロナウイルス感染者数の増加や病床のひっ迫等により上昇傾向にあり、さらに忙しい状況になっています…。中には朝から深夜まで出続ける隊も…。現状、昨年12月には119番さえ繋がりにくい状況があり、救急要請及び救急隊が到着まで長時間掛かることがありました。
このような状況が続いてしまうと、救急処置が必要な方など、一刻も早く病院に行く必要のある人のもとに救急車が到着できないという事が起きてしまいます。このようなことを防ぐためにも、コロナ禍で大変な今こそ救急車の適正利用について皆さんのご協力をお願いいたします。
では、そんな今回は「なら、119番以外にどこへ連絡すればいいの?」といった方々のために役立つ電話先をご紹介していきたいと思います。
<<こんな時はここに電話しよう>>
①救急車を呼ぶか判断に迷ってしまった時は?
→#7119を利用しましょう!
電話口で医師や看護師等の専門家が救急相談に応じ、症状などを聞き取り、「緊急性のある症状か」「すぐに病院を受診する必要があるか」等を判断してくれます。もし緊急性が高いと判断した場合には、迅速に対応し直接、救急隊の出場になります。また緊急性が高くない場合には、受診可能な医療機関や処置についてのアドバイスをくれます。
②発熱していてコロナかどうか分からない、このまま病院に行っていいか不安…
→発熱相談センターに電話しましょう!
発熱等の症状がある方で、かかりつけ医のいない方からの相談を受ける窓口です。24時間対応しており、受診可能な医療機関なども案内してくれます。また看護師、保健師が対応している相談センターもあるので、より詳しい症状が出ている場合などはこちらを利用しましょう。
③夜間の休日に子供が体調不良になった、病院に連れていくか判断に迷う…
→#8000を利用しましょう!
東京都では保健所や保健センターが閉庁する時間帯に子供の健康・救急に関する相談に看護師や保健師等が対応してくれる小児救急相談があります。また、ここでは必要に応じて小児科医師が救急相談にも対応してくれます。
④もしも119番が繋がらなかったら、、、
→最寄りの消防署に電話してください!
消防署でもお住まいの地域の救急病院を案内したり、また救急車の要請にも対応しております。「突然けがをしてしまい、自分で病院に行きたい」「でも最寄りの病院がどこか分からない」「深夜だから電話が繋がるか分からない」といった場合には、ご利用してください。
皆さん一人一人が救急車の利用を考え、この紹介した電話先を少しでも利用していただくことで、救急隊の負担は大きく変わります。本当に必要としている方のもとへ救急隊を向かわせるためにも、どうかご協力をお願いいたします。
本郷消防署
文京区本郷7-1-11
TEL. 03-3815-0119
※電話番号のおかけ間違いにご注意ください。
URL:https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-hongou/