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2022.11.20

地域連携の演習科目を紹介するコラム連載も最終回

83号:まちラボプロジェクトレポート

文京学院大学経営学部教授・学校法人文京学院学院長・理事長 島田昌和さん

学生たちの様々な活動を紹介できました

 文京学院大学人間学部コミュニケーション社会学科の地域連携の演習科目を紹介する連載も、昨年の9月にスタートしてついに最終回を迎えました。長らく、コロナ禍への細心の注意が必要であり、地域との交流にも多くの制約がありましたが、今年になってだいぶ、活動の幅を拡げることができてきました。
 私が小西孝典先生と担当する「芸術のマーケティング」では、東京芸大出身の若手アーティストによる〝コモゴモ展〞に協力していただき、芸術という領域を地域との連携に活用できないか、というテーマで活動しています。芸術系でない学生であってもアートに興味を持ち、理解して楽しむことができてはじめて地域の方々などへ紹介できます。ですので学生が同世代にむけて、アーティストに直接インタビューしてアートの楽しさや奥深さを引き出す、さらに簡単なワークショップを体験してアートに触れてもらうというイベントを準備中です。いずれはそんなイベントを地域の方々向けに展開していきたいものです。

 他のプロジェクトの進捗状況を簡単に紹介します。ウォーキングマップづくりプロジェクトでは、学生が選んだコースを自分たちの足で確かめているところです。ビデオ通信制作プロジェクトでは、地域の方々へのインタビュー撮影に出かけています。文京まち歩きコースづくりプロジェクトは、「リフレッシュ」、「まんぷく」、「カフェ&スイーツ」をテーマに、3種類のまち歩きコースのパンフレットを年明け以降に配布する予定です。小さなサードプレイスプロジェクトは、大学近隣のカフェ・ルーラルコーヒーとのコラボが進行中です。 エコロジーキャンパスプロジェクトでは文京区での活動紹介を準備中。個人から始まる社会貢献プロジェクトでは、子どもたちとハロウィンを楽しみました。
 学生が街に出る様々な活動を、なにとぞ温かくお見守り下さい。

アートイベント準備中の学生たち
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