2022.05.15
80号:6月からも熱中症危険が!
温度や湿度が高い中で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れ、体温の調整機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、体のだるさ、ひどいときには、けいれんや意識の異常など、様々な障害をおこす症状のことです。
例年、梅雨の合間の突然気温が上昇した日や湿度の高い蒸し暑い日が発生する6月頃から、熱中症による救急搬送が多くなり始めます。また、新型コロナウイルスの影響によってマスクを着用する機会が増え、息苦しさや体感温度の上昇、喉の渇きを感じにくいなどのリスクが高まっています。こまめに水分補給を行い、エアコンや扇風機を活用して熱中症に備えましょう!
それはズバリ!暑熱順化トレーニングです!
暑熱順化トレーニングとは、まだ気温が高くない時期から暑い環境を体験し、体を暑さに慣らすトレーニングのことです。消防隊員は、夏場の暑い環境でも防火衣を着装して活動をしなければならず、大きな熱ストレスがかかり熱中症のリスクが高くなります。その為、暑さに負けない体を作るべく、本郷消防署でも毎年暑熱順化トレーニングを行っています。
本格的な夏が来る前に、体温上昇が期待できる防火衣や雨合羽を着装し、継続的にランニングや訓練を行います。
継続する事によって体が暑さに慣れ、炎天下での活動時にも体温上昇の抑制などが期待できるようになります。
本郷消防署では、令和4年6月21日(火)に、乙種防火管理講習を行います。本郷消防署で講習が行われるため、講習後に提出していただく書類の作成及び届出までが講習の内容に盛り込まれていますので、管内事業所の方々にとって、大変有意義な講習となります。なお、講習は8月、10月、12月、令和5年2月にも予定しています。
これから防火管理者の資格を取得する予定のある方は、是非受講してください(定員に達し次第、締切となります)。
講習のお申込み、ご質問等ございましたら、本郷消防署までお問合せください。
本郷消防署
文京区本郷7-1-11
TEL. 03-3815-0119
※電話番号のおかけ間違いにご注意ください。
URL:https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-hongou/