2022.01.16
78号:1月26日は「文化財防火デー」です
「文化財防火デー」は昭和30年に定められ、令和4年で68回目を迎えます。
日本の文化財は、木や紙などの可燃物で造られているものが多く、一度火災になると、大きな被害を受ける危険性が高くなっています。
一昨年度は、ユネスコの世界文化遺産に登録されているフランスのノートルダム大聖堂及び沖縄県那覇市の首里城跡において大規模な火災が発生し、社会的な注目を集めました。
東京消防庁では、1月26日を中心に文化財を火災や地震などから守るための自衛消防訓練の実施などを呼びかけ、将来に継承すべき貴重な財産である文化財の火災予防を推進しています。
積雪や凍結路面に係る救急搬送人員
毎年12月から3月までの期間に、積雪や凍結路面により滑って転倒した際に受傷する事故などによる救急事故が発生しています。
令和2年12月から令和3年3月までの期間では、東京消防庁管内で8人が救急搬送されており、過去5年間では、972人が救急搬送されています。
特に積雪の多かった平成29年12月から平成30年3月までは、救急搬送が895人と最も多く、降雪の有無によって救急搬送人員が大きく変化しています。
降雪後の数日間は事故が多いことから、特に注意を払い、足元に十分気を配りながらゆっくりと歩く等、余裕を持って行動しましょう。